飯坂真紀 絵の仕事

画家・飯坂真紀の展覧会情報など

ガザに向けて白い凧を

パレスチナに凧を揚げる」

東日本大震災の後、ガザでは東北を思う凧揚げが毎年行われて来ました。

なんとなく知ってるだけの事でしたが、10月に始まった戦争・・というか、この残酷な侵略の下では、ガザはもう凧揚げどころではないでしょう。

東北に住む私たちが凧を揚げる番です。

青春館の後ろ姿

「青春館の後ろ姿を・・・」

中津川べりに立つ啄木賢治青春館。裏側に隣接していた建物が取り壊されて後ろ姿の全体が見えたときの感動。。でもやがて何かがここに建つ日が来るだろうと急いで描いた絵です。

そしてやはり、現在はこのようには見えないのです。変わらないものはない。

ご高覧ありがとうございました

おかげさまで「ひめくり」で行いました小品展を好評(多分)のうちに終えることが出来ました。

盛岡を愛する人って多いんだなあと改めて知りました。

 

ムーンドッグというミュージシャンをイメージして描いた「ムーンドッグの宝舟」。花巻市にあるフェアトレード商品とカフェのお店「おいものせなか」のオーナー(古い友人です)にお渡しが決まりました。

「これ、縁起良さそう。お客さんがたくさん来てくれそう」とニコニコして下さいました。皆さん、花巻に行ったら寄ってみてね。ユニークでくつろげる良いお店です。

この絵が2024年の船出を明るく彩ってくれることを祈っています。

1日も早く戦争が終わりますように!

飯坂真紀小品展 

20231110日(金)~20日(月) ※16日(木)はお休み

会場 shop+spaceひめくり 岩手県盛岡市紺屋町4-8

営業時間 10:30~18:30(最終日16時迄) 

※駐車場はございません。もよりの有料駐車場をご利用ください。

 

盛岡市周辺のささやかな建物や、どこか架空の動物などを描いた小品が並ぶ予定です。

「ノッポの納屋」

 

兄川のはしご 

1998年八幡平市兄川に先祓いを見に行った。

その時の写真を基に描いた2010年の絵「兄川の梯子」。

 

駅から1時間あまり日盛りの道を歩いた。途中まったく人にも車にも会わなかった。

7月の青空と山が忘れられない。

 

この絵を買ってくださった方はやがて不帰の人に。絵はどうなったのかなあ。